ホタテ 留萌

ホタテ稚貝の産地 留萌

留萌はホタテの稚貝の産地としての役目を担っています。 留萌の海で一年間育てられた稚貝を3月から5月の春の時期に、 北海道の中でも水揚げ量が豊富なオホーツク海の漁業協同組合に出荷して、 3年~4年貝へと育てられているのです

稚貝生産量は道内有数

ホタテ王国北海道の中でも、留萌のホタテ稚貝生産量は道内有数となっています。 成長した3年貝~4年貝がクローズアップされがちで、留萌のホタテ稚貝は目立たない存在ですが、 ホタテの稚貝を育てている留萌の漁師がいるからこそ、全国に流通しているホタテの70%が北海道産になっているのです

ホタテを水揚げする漁から育てる漁へ

留萌の名産、ホタテ稚貝!ホタテの有名な産地はサロマ湖周辺と猿払など、オホーツク海が中心となっています。 そして、留萌で有名な水産品はニシンや鮭がメインと思っている方が多いでしょう。 しかし、留萌で多く水揚げされているのは、ホタテの稚貝となっていて現在留萌管内ではホタテの稚貝の養殖が盛んで、 オホーツク海の有名産地に出荷されているのですが、どうして留萌で3年、4年貝へ育てないのかをご説明していきます

地まき養殖という漁法

それは漁の方法が違うというところが大きく、オホーツク海のホタテは、養殖されているものが多い。 ホタテの稚貝を放流し、3~4年後に育った貝を引き上げ、地まき養殖という漁法を行っている為、稚貝を留萌管内の町村から入荷し、利用しているのである。 ここで、他のホタテの産地でもある、内浦湾の沿岸には、ホタテの稚貝が出荷されていないのです。不思議でしょ

地域の特色を生かした水産業

わかりやすく話すと、地域の特色を生かした水産業となっているということです。 内浦湾でもホタテの養殖が行われていますが、オホーツク沿岸とは養殖方法が異なり、 栽苗から出荷まで、海中に張ったロープにつるして養殖をする垂下養殖という方法をとっています。 垂下養殖は海中で育て、地まき養殖は海底で育てますので、稚貝から育てるということをしないのです。 オホーツク海のホタテに欠かすことのできない留萌のホタテ稚貝漁は、ホタテの安定供給の為に必要なんですね

留萌市ってどんな街

留萌市は、札幌市から日本の最北端、稚内市の中間あたりの北海道留萌管内に位置している市です

留萌管内の中心都市となっていて、昔ほどではないですが、今でも留萌港ではニシンが水揚げされています。 現在は、ニシンの魚卵であるカズノコの国内最大の加工地としても有名です。 主な産業は、土木業、水産加工業となっています

るもい呑涛まつり

留萌市街の目抜き通りを壮大かつ華麗に列をなすやん衆あんどん行列! 大神輿や女神輿、そして花火大会など留萌の街のお祭りです。呑涛は、ニシン黄金時代の漁師の「シケでも嵐でもドンと来い。すべて飲み尽くしてやる」という心意気をイメージしたものです

他に例をみない形の大型立て上げ式の大あんどん二基を中心に 大小20基以上のあんどんが壮麗に練り歩き、笛や太鼓の音にあわせ「はねと」が威勢のいい掛け声で舞い踊ります。 夏の祭典として、留萌市民はもとより留萌管内で盛り上がるイベントの一つになっています。そして注目の2日目のフィナーレは留萌港を舞台にした「大花火」の競演です。留萌の夏をあげての盛大なる2日間を、留萌市民と一緒に盛り上がりましょう

礼受牧場

礼受牧場は「風の見える丘」として施設の一部を整備して一般開放しています。 大型風車が建ち並び、日本海や暑寒岳を望む風光明媚な観光スポット! 日本海に面した礼受牧場に吹く風を利用した風力発電はとても見どころです。 現在では10基の風車が稼動していて高さ36mの風車が6基、高さ45mの風車が4基あり、とてもダイナミックな光景。 礼受牧場の10基の風車は約3,000軒の家庭で使われる電力を生み出しています

  • 住所|留萌市礼受町294-1
  • 電話番号|0164-43-0964

千望台

千望台は海抜180mのなだらかな丘の上にあり、留萌港を中心に広がる市街地を一望する事ができる唯一の絶景スポットです。 北の水平線には国定公園の天売、焼尻島が見え、透明度の高い日には利尻島のシルエットが浮びあがります。 この場所にあるログハウスの建物では軽食などが食べれて人気があります。 美味しいコーヒーや食事をゆっくり楽しめる場として愛されています

  • 住所|留萌市礼受町
  • 電話番号|0164-42-0569

黄金岬海浜公園

昔ニシンの見張り台として使われていた岬は、夕陽に映し出されたニシンの群れが、黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。 黄金岬は、柱を積重ねたような荒々しい岩が並ぶ独特な景観を持つ海岸で、留萌の沖に沈む夕陽は、全てのものを染めつくし、その眺めは「日本一の落陽」と訪れる人々を感動させてくれます

  • 住所|留萌市大町2丁目
  • 電話番号|0164-42-1801

留萌市海のふるさと館

幕末の頃「のろし台」として利用され、北前船など日本海航行の重要な目印だった黄金岬の上にある建物です。 海のふるさと館は、平成元年から運営されている社会教育施設で「学ぶ・遊ぶ・憩う」をテーマにしています。 施設内には留萌の歴史を再現している常設展示室があったり、日本海を一望できる展望ラウンジもあり、留萌市を代表する施設の一つとなっています

  • 住所|留萌市大町2丁目
  • 電話番号|0164-43-6677

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