他の飲食店との差別化を図りたい、さりげなくこだわりをアピールしたいという際には昆布醤油を採用するのも手ですよね。もちろん、我々卸問屋進風でも良質な昆布醤油を取扱っています。しかし、オーナー様は今、オリジナリティ溢れる醤油をご計画されているのでしょう。お任せください。私どもで、最高の醤油用昆布を取り揃えております。卸売業者は使わないとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、我社の強みとその利点をご紹介いたしますので、ご参考にしていただければなと思います
昆布醤油とは
醤油に出汁を溶け込ませた醤油で、出汁醤油という分類をされます。煮物やお浸し、そばや素麺のつゆ、うどんのだし等の幅広い用途に用いることができます。ただ、現在はお刺身やお寿司など海産品にかける用途として注目が集まっているようです
なぜオリジナル醤油が人気なの?
理由としてはやはり、テーブル等の目立つ場所に置けるということでしょうか。さりげなく、かつ大胆にこだわりを表現できることは大きなメリットです。昆布醤油という製品として卸売りもされていますが醤油用に適した昆布を選ぶことで簡単に作ることができます
そもそも醤油とは?
なんとなく一口に「醤油」と言っても実は5種に分類されています。濃口、薄口、たまり、白、再仕込みとあります。家庭で使用するものはほとんどが濃口醤油で稀に薄口醤油でしょうか。醤油用に適した昆布を選ぶ前に、それぞれの特徴を紹介します
濃口醤油
日本で生産されている醤油の8割を占めており、最も一般的な醤油です。卸売りから小売り店での流通まで最多の取引量がある醤油です。煮物や焼き物、たれや出汁用等の調理用調味料、つけ用、かけ用等の卓上調味料としてほぼ万能の醤油です
薄口醤油
塩分濃度が低いということではなく、色が淡いという理由でこう呼ばれています。濃口醤油より塩分濃度は約3%高い醤油です。色が薄く、濃口醤油と比較して風味も薄いので、魚介類や野菜等の素材の色や味を生かした料理に向いています。魚や野菜の煮物、うどんの出汁、炊き込みご飯等に向いている醤油です
たまり醤油
愛知県で発達した醤油で、ほぼ大豆のみで作られ完成まで1年を要します。旨味成分が多く、とろりと濃厚で香りが強い醤油です。用途に制限はありませんが、熱を入れることにより赤く発色する特徴があります。このことから、煎餅やあられ、照り焼き、うなぎのかば焼き等に用いられることに向いています。流通量が少ないので卸売業者から仕入れることをおすすめいたします
白醤油
醤油は原材料の半分以上が大豆で作られていますが、白醤油は小麦がそのほとんどを占めており、大豆はごくわずかしか使用せず作られています。薄口醤油よりも色が淡く、ビールのような色をしています。塩分濃度は薄口醤油とあまり変わりませんが、糖分が14%と高くなっています。用途も薄口醤油と似ていますが、高級料理の隠し味などに用いられるなど高級感のある醤油となっています
再仕込み醤油
別名を甘露醤油とも言われ、醤油の醸造過程を2度行うことからこう呼ばれています。たまり醤油よりもどろりとしており、風味も濃いことが特徴です。また、価格も高価なことから刺身用等の卓上で使用されることの多い醤油です
用いる醤油によってはあまり市販されない種類もあるので、卸売業者からの納入も検討する必要があるかもしれません。特にたまり醤油、白醤油、再仕込み醤油は卸売業者から良質な物を入手していただきたいと思います
昆布醤油のための醤油はこれ
それは濃口、薄口、白醤油の3種です。たまり醤油と再仕込み醤油は本来の味と風味が濃厚で、想定された用途とは違うと思います。昆布の風味を強く表現するには白醤油が適していますが、器に注いだ際に色の薄さが気になるかもしれません。色と風味のバランスが良いのはやはり薄口醤油でしょう。反対に、濃口醤油の場合は醤油の独特の風味は保ったまま、昆布のまろやかさを加えることができるでしょう。3種それぞれに特徴があり、卸問屋での取扱い量も多く、コンセプトに合った醤油を選んでいただければと思います
昆布とは
日本国内で養殖を除いた生産量の95%を北海道が占めています。主な種として、真昆布、細目昆布、利尻昆布、羅臼昆布、三石昆布、長昆布、がごめ昆布等があります。いずれも流通量が多いですが、羅臼昆布等の小売り店に並びにくい種類は卸売業者にご依頼いただければと思います
昆布醤油用に最適な昆布はどれがいいのか?
出汁が取れる昆布ならどの種類の昆布でも用いることができます。その中でも醤油用に向いている昆布を水出しした際の特徴を4種紹介します
1.真昆布
出汁用としても醤油用としても何にでも活かすことができる昆布です。香りは大人しいが、品のある旨味があります
2.羅臼昆布
昆布の王様。醤油用としても存在感バッチリ。濃厚な旨味と甘みがあります
3.利尻昆布
先の2種と比較してサッパリとしており、薄口醤油用や白醤油用として適していると思います
4.日高昆布
磯の香に近いものがあり、旨味と甘みも濃厚ではあるがサッパリとした感じで少し物足りません。店舗内で網焼き料理を提供するメニュー等に適しているのではないでしょうか。価格帯も他と比べて低めなので日高昆布も醤油用として用いる価値は十分にあると思います
以上のことから、コンセプトによりますが最も適しているのは真昆布でしょうか。少量発注可能な卸売業者に依頼して好みやコストの面も考慮しつつ、自分の目的にそった昆布を選んでいただきたいと思います
実際の作り方
作り方のベースはとても簡単で、昆布の表面をキレイに洗ったら醤油に漬け込むだけです。その際に昆布に切れ込みを入れたり、少し湯通しを行うなどの工夫を行うことも可能です
仕入れ先の検討
ご紹介させていただいたことで適した醤油と、その醤油用の昆布の選び方について1歩踏み出せたのではないでしょうか。後は仕入れるだけですが、その仕入れを我々「進風」に任せてみませんか?
卸問屋「進風」とは
北海道を起点とした水産品全般を主力に取扱う卸問屋です。私達のノウハウは必ずお客様のお役に立てると自信をもっております。その根拠となるポイントをご紹介いたしますので、仕入れ先として是非ご検討をいただければと思います
低価格で高品質をスピーディーに直送
私達は北海道という好立地という条件を活かし、漁師様やその他1次生産者様との取引を直接行っております。そのため、商品の選定から価格交渉も直接行うことが可能であり、仕入れが終わればお客様へ直ぐに発送いたします。また、中卸業者を仲介しないことから不要なコストをかけずに新鮮な海産物を安く、早く提供することができます
小ロットからお試し購入も可能
最初の仕入れに不安のお客様にはお試しの購入も承っております。また、24時間スマホからの発注も可能で、お客様のご要望に柔軟に対応できる体制を整えております
今回ご紹介させていただいた、特に醤油用の昆布にあたっては専門的知識から仕入れルートまで万全の状態を維持しております。ご相談だけでもぜひご検討ください
進風ではお客様が円滑な事業運営をできるよう、可能な限りのサポート体制を提供いたします。商品の仕入れだけでなく、実際の用途等どんなことでもご相談ください。必ずお客様のご利益になると考えております